ASAGAYA SPIDERS OFFICIAL

design1_(4).jpg design_(5).jpg

design1_(4).jpg design_(5).jpg

STORY

齢ゆえにバリアフリー化を余儀なくされる家。独り住む老婆は美意識を損なう老いを受け入れることが出来ない。娘や息子はさらにその先の改装・改築を考える。老婆は彼らにこの家を渡したくはない。同居の甘言を囁く子供達孫達と、歳を重ねるごとに性格が激しく歪む老婆との応酬。さらにこの家を設計した建築家、既に先立った夫の幻影と思い出が現在と入り混じり、ますます老婆の言動は乱れゆく・・・
 

 
 STORY
齢ゆえにバリアフリー化を余儀なくされる家。独り住む老婆は美意識を損なう老いを受け入れることが出来ない。娘や息子はさらにその先の改装・改築を考える。老婆は彼らにこの家を渡したくはない。同居の甘言を囁く子供達孫達と、歳を重ねるごとに性格が激しく歪む老婆との応酬。さらにこの家を設計した建築家、既に先立った夫の幻影と思い出が現在と入り混じり、ますます老婆の言動は乱れゆく・・・
 
 

  回はまた思いがけないところから発想がスタートしました。
寺田倉庫が昨年、建築家と詩人のコラボレートによる「謳う建築」展という企画を立ち上げました。その中でなぜか唯一劇作家である私に白羽の矢が立ち、特異な建築思考で注目を浴びる能作文徳氏のご自宅兼事務所である「西大井のあな」という建築物から受けたインスピレーションを「科白」として立ち上げるという試みが為されたのです。
 際に私が西大井のご自宅へ訪問し、そこで能作氏と話しながら建物を体感、そこから「科白」を紡いだのです。もちろんそのような体験はこれまでになく、一体そんなことが可能なのかどうか大いに疑問だったのですが、いやつまり、断片的な「科白」の一部がそこに立ち上がっても、鑑賞者にとっては詩ほどの感銘を与えることは出来ないだろうと予想したのですが、それならば一編の本編を創り出し、その一部を抜粋するような形で「科白」を生み出せば良い。そうすればその「科白」は一部の切り取られた状態であっても、その背景に戯曲の世界を抱くのだから、強く響くこともあるのかもしれない。
 ちろん急遽立ち上がったこの企画の締切りは恐ろしく早く、全編を書き下ろすことは不可能であったものの、2021年の阿佐ヶ谷スパイダースの次回公演の一部を切り取るという思考を走らせたことで、かなり具体的なプロットの上に編んだ「科白」を書き出すことになりました。もちろん改めて戯曲化するに一部変更はあるものの、この「科白」が骨格となった舞台が立ち上がり、実際に舞台上で俳優によりこの既に発表された「科白」が発せられることとなります。
  に不思議なプロセスです。タイトルはその名も『老いと建築』。
築あるいは建築家が孕む時間、つまり施主から依頼を受けて、対話を続け、設計し、様々な規定をクリアーして、実際に施工に入り、仕上げ、施主に引き渡し、暮らし、経年し、改装、あるいは改築、あるいは持ち主の代替わり、売却、更なる改築、あるいは取り壊し、時代の移り変わり、周囲の風景・環境の変化、気候の変化、様々な災害の可能性、こうした諸々を内包する建築の抱く時間に強い関心を抱きました。
 る建築家の設計した一戸建てと、施主である一人の女の老いと人生とその家族を照らし合わせようという作品です。この女は性格がなかなかに捻れた老婆ですし、子供達も優しいとは言い難くまあ打算的です。しかし誰しも初めての体験なわけです。老いる本人もこれまで老いたことがないわけで、子供達も親が老いるという体験は初。知っているのは建築家だけです。建築家だけはこれまで種々同様の風景を外から見ている。もちろんその建築家の経験値によりますが。
 にかく今度の阿佐ヶ谷スパイダースの新作は『老いと建築』。目を背けたくなるような場面もあるかもしれませんし、笑えないかもしれませんし、悪態も飛び交う予定ですが、私の現在の心持ちは実に親しみやすい室内劇をご覧いただきたいという思いでいっぱいです。

 長塚圭史  

2021年 11月7日(日)〜15日(月)
【東京公演】

※上演時間は約2時間15分(休憩なし)の予定となっております。
※11月11日は撮影のため客席内にビデオカメラが入ります。
♦︎開幕割
託児あり【有料・要予約】イベント託児マザーズ 0120-788-222

プレトークあり
<実施日&登壇者> 
11月10日、長塚圭史・富岡晃一郎
11月11日、長塚圭史・森一生
11月12日、長塚圭史・李千鶴
<時間> 18:10~18:30までの20分間
<場所> 舞台/客席
<参加資格> 当日の観劇者のみ
<参加費> 300円
<申し込み方法> 当日会場ロビーにて18:00より申し込み受付。
※要、当日観劇チケット提示

 


会場 👉吉祥寺シアター
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22
0422-22-0911
 

 
 

2021年 12月4日(土)〜5日(日)
【松本公演】 
主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団
後援:松本市・松本市教育委員会
お問い合わせ:まつもと市民芸術館
0263-33-2200

舞台監督:足立充章・垣内美穂
美術:片平圭衣子
照明:横原由祐
照明協力:齋藤茂男
音響:島猛
衣裳:柿野彩
衣裳製作:佐々木梓
ヘアメイク:河村陽子
大道具:鈴木太朗・唐崎修
演出部:桂川裕行
演出助手:山田美紀
宣伝美術:唐崎修
パンフレット: Coa Graphics(藤枝憲)
河野舞・李千鶴・木村美月
撮影:aka Eva
稽古場仕込み:中山祐一朗
劇団制作:下村はるか・城野淳子・内藤ゆき
福澤諭志・梶原千晶
Web:伊達暁
制作協力:熊谷由子
協力:公益財団法人武蔵野文化事業団
企画・製作: 一般社団法人阿佐ヶ谷スパイダース

  回はまた思いがけないところから発想がスタートしました。寺田倉庫が昨年、建築家と詩人のコラボレートによる「謳う建築」展という企画を立ち上げました。その中でなぜか唯一劇作家である私に白羽の矢が立ち、特異な建築思考で注目を浴びる能作文徳氏のご自宅兼事務所である「西大井のあな」という建築物から受けたインスピレーションを「科白」として立ち上げるという試みが為されたのです。
 際に私が西大井のご自宅へ訪問し、そこで能作氏と話しながら建物を体感、そこから「科白」を紡いだのです。もちろんそのような体験はこれまでになく、一体そんなことが可能なのかどうか大いに疑問だったのですが、いやつまり、断片的な「科白」の一部がそこに立ち上がっても、鑑賞者にとっては詩ほどの感銘を与えることは出来ないだろうと予想したのですが、それならば一編の本編を創り出し、その一部を抜粋するような形で「科白」を生み出せば良い。そうすればその「科白」は一部の切り取られた状態であっても、その背景に戯曲の世界を抱くのだから、強く響くこともあるのかもしれない。
 ちろん急遽立ち上がったこの企画の締切りは恐ろしく早く、全編を書き下ろすことは不可能であったものの、2021年の阿佐ヶ谷スパイダースの次回公演の一部を切り取るという思考を走らせたことで、かなり具体的なプロットの上に編んだ「科白」を書き出すことになりました。もちろん改めて戯曲化するに一部変更はあるものの、この「科白」が骨格となった舞台が立ち上がり、実際に舞台上で俳優によりこの既に発表された「科白」が発せられることとなります。
  に不思議なプロセスです。タイトルはその名も『老いと建築』。
築あるいは建築家が孕む時間、つまり施主から依頼を受けて、対話を続け、設計し、様々な規定をクリアーして、実際に施工に入り、仕上げ、施主に引き渡し、暮らし、経年し、改装、あるいは改築、あるいは持ち主の代替わり、売却、更なる改築、あるいは取り壊し、時代の移り変わり、周囲の風景・環境の変化、気候の変化、様々な災害の可能性、こうした諸々を内包する建築の抱く時間に強い関心を抱きました。
 る建築家の設計した一戸建てと、施主である一人の女の老いと人生とその家族を照らし合わせようという作品です。この女は性格がなかなかに捻れた老婆ですし、子供達も優しいとは言い難くまあ打算的です。しかし誰しも初めての体験なわけです。老いる本人もこれまで老いたことがないわけで、子供達も親が老いるという体験は初。知っているのは建築家だけです。建築家だけはこれまで種々同様の風景を外から見ている。もちろんその建築家の経験値によりますが。
 にかく今度の阿佐ヶ谷スパイダースの新作は『老いと建築』。目を背けたくなるような場面もあるかもしれませんし、笑えないかもしれませんし、悪態も飛び交う予定ですが、私の現在の心持ちは実に親しみやすい室内劇をご覧いただきたいという思いでいっぱいです。

 長塚圭史  

2021年 11月7日(日)〜15日(月)
【東京公演】

※上演時間は約2時間15分(休憩なし)の予定となっております。
※11月11日は撮影のため客席内にビデオカメラが入ります。
♦︎開幕割
託児あり【有料・要予約】
イベント託児マザーズ 0120-788-222

プレトークあり
<実施日&登壇者> 
11月10日、長塚圭史・富岡晃一郎
11月11日、長塚圭史・森一生
11月12日、長塚圭史・李千鶴
<時間> 18:10~18:30
<場所> 舞台/客席
<参加資格> 当日の観劇者のみ
<参加費> 300円
<申し込み方法> 当日会場ロビーにて18:00より申し込み受付。
※要、当日観劇チケット提示

 


会場 👉吉祥寺シアター
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22
0422-22-0911
 

 

2021年 12月4日(土)〜5日(日)
【松本公演】
主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団
後援:松本市・松本市教育委員会
お問い合わせ:まつもと市民芸術館
0263-33-2200

舞台監督:足立充章・垣内美穂
美術:片平圭衣子
照明:横原由祐
照明協力:齋藤茂男
音響:島猛
衣裳:柿野彩
衣裳製作:佐々木梓
ヘアメイク:河村陽子
大道具:鈴木太朗・唐崎修
演出部:桂川裕行
演出助手:山田美紀
宣伝美術:唐崎修
パンフレット:Coa Graphics(藤枝憲)
河野舞・李千鶴・木村美月
撮影:aka Eva
稽古場仕込み:中山祐一朗
劇団制作:
下村はるか・ 城野淳子・内藤ゆき
福澤諭志・梶原千晶
Web:伊達暁
制作協力:熊谷由子
協力:公益財団法人武蔵野文化事業団
企画・製作:
一般社団法人阿佐ヶ谷スパイダース

 
 

  

 
阿佐ヶ谷スパイダース

080-5838-8169
(平日12:00~18:00